エンパワメントな日々

北海道小樽市の就労継続支援B型施設特定非営利活動法人エンパワメントステーションかむかむ

2度目の冬がやってきた

 

 

メンバーさんと日々を過ごす毎日の中、あっという間に蘭島で二度目の冬を迎えました。私たちだけの力ではないなにかに突き動かされてきた一年だったように思います。この一年本当に色々なことがあったし、おこりました。今まで経験したこともないコロナ禍という経験。かむかむは今のところ最大限の注意を払い、直接的な影響はないのですが、有形無形でこの厄災の影響を受けざるを得ませんでした。人の流れが止まった。新規のメンバーさんが集まらなくなってしまった。企画してきた買物支援という構想も準備が大分遅れてしまった。等々色々なことがありました。(でも飲食業や観光業ほどのダメージは今のところは受けていないのがラッキーでした。)このコロナ禍の中にあって内職仕事が全面的にストップしましたが、それを反転させて自主生産物を作ることに転換して何とかメンバーさんの仕事を確保したりしました。そのことはメンバーさんの得手不得手、やりたいことの発見にも繋がりました。あくまでも利用するメンバーさん一人一人の態様や特性に合った支援をしていきたいという当初からの想いが図らずも具体化した形になりました。でも作ったものは売らなければばりません。その販路が閉ざされ我慢の日々でした。

もともと大きな組織でもなく(ゼロから作り上げました)、資金もかき集めてできた事業所なのでやせ我慢の日々が続きました。それでも新たなアイデアと挑戦だけは継続してきたような気がします。新しいことを考えそれを具体化していく以外ちっぽけな事業所が生き残る道はない。そう思っています。もちろん一人一人のメンバーさんと向き合いながら、常に笑顔がある事業所を目指すことは大前提ですが

一年を振り返るにはまだまだ字数が足りませんが、一年間のお礼とこれからの決意のいったんでした。これからもいろいろお願いすること多々あると思いますその時はまたよろしくお願いいたします。

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冬の空