エンパワメントな日々

北海道小樽市の就労継続支援B型施設特定非営利活動法人エンパワメントステーションかむかむ

どこまで行けばいいのか

やってはいけない支援という文書を読んだ。メンバーさんのエンパワメントに寄与できないやりすぎ支援。もう一つは担当が替わろうが誰でもできる支援。これを再現性がある支援というらしい。支援者の自己満足。でもどこまでがやりすぎなのか、その線引きは難しい。だから支援しながらもぐだぐだ悩む。まさに泳ぎの中で泳ぎを覚えているような感覚だ。確かにやりすぎな支援は依存につながる。それはメンバーさんのエンパワメントを損なう。例えば片付けられないメンバーさんに片付けろと強制したところで、それは逆に当事者の存在をないがしろにすることに繋がらないか。片付けができるなら最初からやっているだろう。そこは私が洗いますから、拭いてください。というような方法論を個別具体的に支援の側が考え、それを当事者の納得のもとに行いながら徐々にハードルを上げていくこと。もちろん当事者の声を最大化する工夫がなければならないことは大前提。そんなことを考えながら、ぐだぐだ悩みながら、今日も当事者の買い物に付き合う。