エンパワメントな日々

北海道小樽市の就労継続支援B型施設特定非営利活動法人エンパワメントステーションかむかむ

オープン4ヶ月

かむかむをオープンしてから、4ヶ月がたちました。毎日が勉強で、まさに泳ぎの中で泳ぎを覚えている感が大です。ある程度のメンバーさんを集めなければ採算が取れない。それも工賃を年々上げていかなければ、収入は増えない。まさに新自由主義的な国の方針。もちろん自主制作物を工夫しながら、内職作業をさがし、自主収益を上げる工夫は脳味噌がすりきれるぐらい考えている。そんな中にあっても、メンバーさんとの日々こそが、僕らを勇気づけてくれているのです。支援すること、支援されることその固定化から脱すること。相互性の中にこそ、ソーシャルワークの本質がある。そう思っています。

最近の傾向として、引きこもっている、青少年たちとの交流。障害者総合支援法の枠組みでは僕ら就労継続支援施設を利用できない18歳未満の青少年たちとどうつながっていくのか。きっとこの取り組みがこれからの僕らの課題になっていくのだろうと思っている。その制度外の役割をどう経済化していくのかも大きな課題だ。僕らはメンバーさんを支援していく。そんなことまでやるんだというレベルを維持しながらも。でもそれ以上に多くの方々の支援によって僕らは活動できる。おかげという言葉を噛みしめながら。